中国製バイクは本当に危険?品質の実態

「安いだけ」の時代は終わった?いま注目したい3ブランド

「中国メーカーのバイクってどうなの?」
正直、日本のライダー、とくにリターン組ほど気になるテーマだと思います。

一昔前は
「安いけど品質が不安」
「情報が少なくて手を出しにくい」

そんなイメージが強かった中国メーカーですが、ここ数年で状況はかなり変わってきました。

この記事では、購入検討の判断材料になることを最優先に、
いま日本のライダーが知っておきたい中国メーカーを3社に絞って紹介します。


まず結論:こんな人なら“選択肢に入る”

  • 最新装備やジャンル特化モデルに惹かれる
  • 国産・欧州車以外もフラットに見られる
  • 「実績はこれから」でも納得して選べる

逆に、
「長年の信頼性」「リセール重視」「全国どこでも即対応」
を最優先する人は、まだ慎重でいいと思います。

筆者
筆者

リセールは期待できないので新車価格だけで判断すると数年後に悲しい気分になるかもしれません💦


注目メーカー①:KOVE(コーヴ)

https://enduro21.com/images/2024/april-2024/primera-impresion-kove-450-rally/2024_kove_450_rally_0003.jpg
ダカールマシンが市販車で買える浪漫

KOVEは、中国メーカーの中でもかなり尖った存在です。
最大の特徴は、最初からラリー・レースを前提に作られていること

特に有名なのが「450 Rally」。
ダカールラリー参戦実績を前面に出しており「中国メーカー=コピー」というイメージから一線を画しています。

KOVEのポイント

  • ラリー/アドベンチャー系に全振り
  • 軽量志向・オフロード性能重視
  • 競技実績をブランディングに使っている

注意点

  • 日本での流通・サポート体制は発展途上(※時期や代理店により変動)
  • 日常用途より「目的がはっきりした人向け」

「アドベンチャーに本気で乗りたい」リターンライダーには、かなり刺さるブランドです。

筆者
筆者

筆者は2024年の東京モーターサイクルショーで初めて実車を目にしました。「公道を走れるダカールマシンが130万円程度で購入できる」というのはロマンですね。世界的なラリーで「勝つマシン」じゃなくて「完走できるマシン」というブランディングに優れたメーカーです。


注目メーカー②:CFMOTO(CFモト)

中国メーカNo1でラインナップが豊富

CFMOTOは、中国メーカーの中でも規模・実績ともに最大級
ヨーロッパメーカーとの協業でも知られ、設計や装備面の評価が高まっています。

アドベンチャー、ネイキッド、ツアラーまで幅広く展開しており、
「中国メーカーを初めて検討する人」には現実的な選択肢。

CFMOTOのポイント

  • グローバル展開が早く情報量が多い
  • 電子制御・装備が充実したモデルが多い
  • 日本向けの正規情報が比較的確認しやすい

注意点

  • モデル数が多く、選びにくい
  • 年式・仕様変更の把握は必須

安心感と挑戦のバランスを取りたい人向けです。

筆者
筆者

スポーツ、クルーザー、アドベンチャーとラインナップが豊富です。
価格感は250㏄スポーツなら「CFMOTO 250SR-S」67万円、日本車で同じカテゴリの「Suzuki GSX250R」65万円なのでもう少し安くならないと選択肢には入りづらいかもしれませんね。


注目メーカー③:QJMotor(QJモーター)

400cc以下の小排気量車を展開

QJMotorは、中国の巨大バイクグループの中核ブランド。
スポーツ、アドベンチャー、ネオクラシックまで非常に幅広いラインナップが特徴です。

デザインはヨーロッパ寄りで、
「見た目で中国メーカーだと気づかれない」ことも。

QJMotorのポイント

  • ラインナップが豊富
  • 欧州テイストのデザイン
  • 中排気量クラスが充実

注意点

  • モデルごとのキャラクター差が大きい
  • 情報は公式ベースで確認必須

「国産以外もアリ」と考えられるリターン層に向いています。

筆者
筆者

「HARLEY-DAVIDSON X350/500」を製造しているメーカーと紹介したほうがわかりやすいかもしれません。
小排気量ですがクルーザー、ネイキッド、スポーツ、オフロードまで幅広いラインナップを揃えています。


中国メーカーを検討するなら、ここを必ず見る

購入前に、最低限チェックしたいポイントです。

  • 日本での正規代理店・窓口の有無
  • 部品供給(消耗品・外装・電装)
  • 保証内容と保証範囲
  • 車検・登録での実績情報
  • 自分の用途(通勤/ツーリング/オフロード)との一致

ここが曖昧なまま買うと、
「安く買えたけど不安が残る」状態になりがちです。


まとめ:中国メーカーは“目的買い”ならアリ

メーカーURL得意ジャンル / 立ち位置一番の特徴向いている人注意点
KOVEhttps://www.kove-japan.com/ラリー・アドベンチャー特化レース前提の設計、軽量志向本気でオフロード/アドベンチャーを走りたいリターン層日本での流通・サポートは状況確認必須
CFMOTOhttps://cfmoto.tokyo/総合メーカー(ADV・ネイキッド等)装備充実・グローバル展開が早い中国メーカー初検討、バランス重視モデル数が多く選択に迷いやすい
QJMotorhttps://qjmotor.co.jp/中排気量中心・幅広い展開欧州テイストのデザインと多彩な車種見た目重視・国産以外も検討したい人モデルごとの差が大きく事前調査必須

中国オートバイメーカーは、
「なんとなく安いから」ではなく、
目的がはっきりしている人ほど向いている存在です。

  • KOVE:ラリー・本格アドベンチャー志向
  • CFMOTO:バランス重視・初検討向け
  • QJMotor:デザイン・選択肢重視

国産・欧州車とは違う価値観ですが、
だからこそハマる人には強烈にハマるかもです(特にKOVE)。

筆者
筆者

中国メーカーのバイクはモノは良いですが価格は思っていたよりも安くはないんですよね。同カテゴリの同じ価格帯のマシンなら日本車を選ぶ人が多そうです。よっぽどスタイルが気にいったというなら別ですが、無難なデザインが多い印象です。
その点、KOVEの尖ったブランディングは別格だと思います。「公道を走れるダカールマシン」がお手頃価格で手に入るというのは大きな魅力です。ダカールで「勝つ」ではなくて「完走できる」がストーリーになるのは新興メーカーならではの戦略ですね。例えばKTMは「レースで勝つ」ストーリーで大きくなったので今更降りられないでしょうし、降りたらブランドイメージへのダメージが大きそうです。

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